永すぎた春に終止符を
「あのさ、一つ聞いていい?別れるって言い出したのは、どっちから?」
「わ、私の方から…」
「そっか。君のほうから」
保田さんは、それを聞いて考えこんでいる。
「それで?彼は何て答えてるの?」
「あの…別れないって。少し待ってくれって」
恥ずかしい。そんなこと聞かないで。
「とすると、君は…それで待てないって思ったの?
何で?おかしいだろ、ずっと待ってるって言えるやつが、どうしてほんの少しの時間待てないんだ?」
「だって…」