嘘キス。









「…馬鹿…っ、」












走ってたどり着いたのは、開いてるはずのない屋上前の階段。







不気味で生徒は近づかないその場所に、いつの間にか私は立っていた。










無意識でここに走っちゃうぐらい、私の気持ちって沈んでるのかな…。












さっき言った『馬鹿』は







誰に対しての馬鹿なんだろう……?












私に愛を囁いてくれない遥に対しての馬鹿?









嫌悪感がある故に体を重ね合わせる事を拒否して遥を我慢させてる私への馬鹿?















「………後者に決まってるじゃない…」



















その一言つぶやいた後







私の涙腺は崩壊した。












メイクが崩れるとか、制服が汚れるとか







そんなの一切気にならなくて












ただ、自分のバカさに驚いて、
















「……ぅっ、…うわぁぁん!…はるっ、……はる…ぅ…っ!」

















遥に対して「愛情」を返しきれてない悔しさに……__________













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