俺様社長の恋の罠
同期入社の眞木と私は妙に気が合って、性別をこえて同期で一番仲が良い。


性別をこえた友情ってあるんだは、なんて眞木は言っていたけど。そう思っていたのは眞木だけで私は眞木のことを異性として好きだった。


「最近どうよ、秘書さんの仕事は」


眞木にそう言われて私は曖昧に笑う。


「どうもこうもないけど。まあまあ忙しいし」


「そりゃそうだろ。あの九条社長の秘書なんだから。お前に目をつけるとか、あの人やっぱりただ者じゃないな」


そう言われ、何それ、と顔をしかめる。


それに私はあくまでも清水さんのサポート役だし、あの人は私の事を認めているわけではないと思う。


「だってお前の事務処理能力半端ないし。資料作るの超うまいじゃん?そのセンス、ほんと羨ましいわ。うちの課、お前いなくなって大打撃よ。マジで」


そんなことはないだろうと思いつつも、そう言われると悪い気はしない。


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