あなたに出逢えて……
あー・・・・・また嫌な予感。



だって、星田くん。



席に座ってすぐに、ずーっと私の方を向いてるんだもん。



え・・・何?




私、何かした?



しばらくして、星田くんが小声で私に話しかけてきた。




「あの・・・・」



「え?」



「すみません。僕、まだ教科書とかもらってないんです。だから・・・その」


言いにくそうに、黙り込む。



あー、もう!


何か無性にイライラしてきた。
< 49 / 242 >

この作品をシェア

pagetop