君の嘘には敵わない
でも、これ以上彩奈に心配かけたくないし…

「彩奈、ごめんね。実はね………」

私は彩奈に空き教室でのこと、夜のメールの

やりとり、そして偽彼女になることを了承して

しまったこと、全てを話した。

「そんなことがあったんだね……。しかも相手

があの一ノ瀬くんって…でも一ノ瀬くんの彼女

ってどんなひとなんだろうね?」

そういえば、彼女の名前は教えてくれなかった

むしろ、どんなひとなのか全くと言っていいほ

ど話そうとしなかった。

「そうだね。それは私もきになる。でもお互い

好きにならない約束だから。」

< 16 / 30 >

この作品をシェア

pagetop