【短編】後ろの席のうさぎくん
そして次の日も次の日も、いたずらに合う。


いい加減、先生に相談しようか、そう思ったある日のことだった。


プリントを後ろに配ったとき。



「シャンプーいい匂いだね」



意地悪な声でボソッと耳元でそう言われて。


きっとからかって面白がってそう言ってるはずだけど。



バカみたいに


ドキッとしてしまった。





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