友達?恋人?
入学
私は途中で龍二と別れて大学に向かった。
龍二ってよくわかんないよなー、たまに無口だし、かと思えばうざいほどしゃべるし。
でもまぁ、それが龍二か、…ん?
あ、龍二にLINE入れとこ
LINEを送ってケータイをしまって歩いていると、少し先に人が見えた。
あの人しゃがみこんで何してるんだろ
近づいてみるとその人のまわりには教科書がたくさん散らばっていた。
「大丈夫?」
私はその人の隣にしゃがんで教科書を拾った。
「あ、ありがと!さっき落としちゃってさー」
「どうやったらこんな落とし方するのよ、これじゃぶちまけてるじゃん。」
「俺にもわかんない。」
その人は人懐っこそうな笑顔を見せて笑った。
「はい、これで最後」
私は最後の一冊を渡して歩き出した。
「ありがと、ってちょっと待って」
呼び止められたので私は立ち止まって振り返った。
「何?」
「君この先の大学の人だよね?」
「そうだけど」
「じゃあ、一緒にいこ?」
龍二ってよくわかんないよなー、たまに無口だし、かと思えばうざいほどしゃべるし。
でもまぁ、それが龍二か、…ん?
あ、龍二にLINE入れとこ
LINEを送ってケータイをしまって歩いていると、少し先に人が見えた。
あの人しゃがみこんで何してるんだろ
近づいてみるとその人のまわりには教科書がたくさん散らばっていた。
「大丈夫?」
私はその人の隣にしゃがんで教科書を拾った。
「あ、ありがと!さっき落としちゃってさー」
「どうやったらこんな落とし方するのよ、これじゃぶちまけてるじゃん。」
「俺にもわかんない。」
その人は人懐っこそうな笑顔を見せて笑った。
「はい、これで最後」
私は最後の一冊を渡して歩き出した。
「ありがと、ってちょっと待って」
呼び止められたので私は立ち止まって振り返った。
「何?」
「君この先の大学の人だよね?」
「そうだけど」
「じゃあ、一緒にいこ?」