キミと初恋、はじめます。


どストライクだった。


着飾った様子もない。


肩下まで伸びたフワッとした黒髪。

メイクすらしていないのに、どこまでも透き通りそうなほど白い肌。


二重の大きな瞳はうるうるしてて、どこか頼りなさげな雰囲気を醸し出していた。


自分でも無意識に、シキちゃんを抱きしめていて……俺の心が彼女に惹かれているって感じ取るのには、十分で。


追い討ちをかけるように、シキちゃんの一つ一つの反応が無駄に可愛いすぎて、離したくなくなってしまった。
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