愛を教えてくれたのは若頭


警察の人に湯川との関係、
そしてレイプされた事を話した
後は風間さんが間に入ってくれるという事で、私は解放された



「どうした?」


『…ううん、』


心配した晃さんが
私の顔を覗き込む
こっちが被害者であったとしても
やはり警察の人は苦手だ


レイプされた事を聞かれたのは仕方がない
話した相手は女の人だった
けど、問題はその後だ


「ヤクザに脅されているのね」


何度も違うと訴えた
晃さんは私を助けてくれたと伝えたが
全く取り合ってもらえなかった
見かねた風間さんが
今後は自分を通すように、と


が、その女の人も
風間さんの事を貶した


「弁護士のくせに、ヤクザに付くなんて」


私を助けてくれたのは
警察の人じゃない
警察に言ったって、補導して
親に電話して
迎えに来た時にちょっと話して
ハイ、さようなら…

正義感振り回してるだけだ

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