愛を教えてくれたのは若頭


「茜さん、ご指名です」


ボーイさんの声に挨拶をし席を外す
歩いていると一度控え室の前で立ち止まる


「いいですか、茜さん。今から接客するお客様ですが、粗相の無いようにお願いします。指名は茜さん一人ですが、今は桜花さんと華恋さんが付いています」


華恋さんとは、ブレンダのNo.2
No.1はもちろん桜花さんだ

トップ二人が相手をしているのに
私を指名してくれる人って誰だろう
ドキドキしながら向かう


そこは普通の席、ではなく
個室になっていた
まさか、と思う

ボーイさんが「茜さんをお連れ致しました」といい、ドアを開けた


部屋に入ると、なんとも豪華な部屋
シャンデリアがキラキラ輝いていて
壁には水槽があり、優雅に魚が泳いでいた

『ご指名、ありがとうございます』


そう言って頭をさげると
茜ちゃん、と聞いた声が聞こえた

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