幽霊船

本を片手に静かに聞いていた。
明らかに目は本を見ていた。
ただ心の眼はその子たちの方向を見ていた。

だからか・・・・ってそんなわけがない。

ところで幽霊船を見た不幸小さくない?
もはや自己管理なんだけどさ。

あーーーーそうだ。思い出した。
そのときだ。純粋な気持ちがなくなったのは。

私もね、見たんだ。幽霊船。
びっくりしちゃった。
そうそう、もう5年もたつかな。
それから
ずっと学校にいるんだけどね。


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