誰かを好きになるということ
運命のはじまり
暑い夏の日の午後、突然の雷雨が東京を襲った日、私は何もしらないままこの世に生を受けた。

そして私はこの日から恋におちることとなった。誰にも気づかれず秘密の恋をかくしつづける少女になっていった。

それは何年も何年も月日を重ねて深い眠りの底の宝石箱の中にしまわれていった。

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