永遠dream
第2章

①~気になる視線~

自分の部屋に戻る。

靴を脱いで数歩進む。

山積みのダンボールの中に敷かれた布団。

そこで私は髪を解く。

その瞬間出た溜息。

私が今、なにも取り繕っていない証拠。


今日はいろんなことがあったなぁ。

結局ヴァンパイアについては知れたけど、レイさんについては何もわからなかった。

もう・・・ほんと、何なんだろう。

雲を掴むような感覚のまま、私は眠りについた。
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