君に会えたら伝えたい事がある。
僕らの学校にはファインダイニングレストランが学食とは別に10テーブル限定で毎日ランチとディナーにオープンする。
僕ら調理科の3年生が日替わりにメニューを考え作り、調理科の2年生がサービスをする。
前菜、メイン、デザートとワイン付きで食事が続く代わりにテーブルを事前に予約しとかないといけない。もちろんこれも食事代として学費に含まれているのでお金を払う必要は無い。
僕は明日、レオと他3人のメンバーでそのレストランのキッチンで料理をする。
「アレックスも食べに来るよな?」ジョージは僕に聞いた。
「レオがテーブル予約してるし僕とレオとアリサでいくよ」
「アリサねぇ。。。」ジョージは物凄く悪そうな顔をして笑った。アリサは僕の事があからさまに1年生の頃から大好きだ。僕は特に何も思っていないのに彼女が一方的に僕に執着するからもう彼女を避ける事は不可能に近い。
「アリサってあの南アフリカ人の子?」ハナがクラウディオに聞いた。
「うん、それ。。」
「へぇ。。」とハナは自分で聞いたくせに興味がまるで全くないかのような返事をした。
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