君に会えたら伝えたい事がある。
僕たちは運ばれてきた飲み物で乾杯をする。
「でも何でそんなにアルベルトとレオと仲がいいの?」僕は自然な感じで少し探りを入れたくなった。
「うん?どういう意味?」ハナはキョトンとした顔で聞いた。
「いや、ほとんどの人が母国語話す人同士でつるんでるのにレオとアルベルトとハナはずっと一緒にいるから」
「ああね。理由はわからないけれども、きっと好きだから一緒にいるんだと思う。でも私たちってそんなに一緒にいるように見える?」ハナは可笑しそうに聞いた。
「うん、僕にはそう見えるけど」
「そうなのかな、確かに私も私たちが付き合ってるっていう噂話を流されているのは知ってるし、そういう意味ではずっと一緒にいるみたいに見られてるのかもね、きっと」
「付き合ってはないの?」
「付き合ってそうに見える?」
「わかんない。僕今まで彼女いた事ないし。。。」
「え?」ハナは物凄く物珍しそうに僕を見た。
「そんな顔しなくても」
「いや、ごめん。そんなつもり全く無かったんだけど意外だったから」
「そうなの?意外そうに見える?」
僕は少し目を丸くして聞いた。
「うん、アレックスいい彼氏になると思うけどね、お酒も飲まないし、タバコも吸わないし、クスリもしないでしょ?それに一緒にいて楽しいよ」
僕は照れるのを隠すように
「ありがとう」と言った。彼女は「本当だよ」と言うといつものようにニコッと笑った。
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