君に会えたら伝えたい事がある。
次の日も僕は早く起きた、というよりこの日はクラウディオのアラームのおかげで早起きができた。クラウディオに朝食に一緒に行くか誘われたので一緒に行くことにした。朝食に行くと昨日と同じ席にジョージとハナが座っていてご飯を食べ始めていた。
僕らは朝食をお皿に乗せた後に彼らに合流した。

そんな感じで僕ら4人は自然と毎日朝食を同じテーブルで取り始めるようになった。
だいたいジョージが一番先に来るらしくそしてハナ、僕とクラウディオと続く。たまにクラウディオの彼女のマリア(ケニア人)が参加する。
毎日、昨日の授業はどうだったとかサッカーで足が筋肉痛だとかたわいのない話をしていた。
ハナはほぼ毎晩と言っていいほどアルベルトとレオとバーに通っていることも朝ごはんの会話から知った。土曜のブランチはだいたい金曜日のパーティーの話で誰が泥酔しただの誰と誰が寝ただのそんな感じの話を一通りしていた。
たまにレオとハナは一緒に朝食に来ることがあったがレオは僕らとは離れて座ってアルベルトがいる時以外は決して僕らに交わろうとはしなかったしハナも彼をテーブルに呼ぶことはなかった。ただ二人で談笑しながら学食に来て、まるで他人のように離れて座っていた。
< 9 / 70 >

この作品をシェア

pagetop