君じゃなきゃ





……ん……!!

……た、拓海……!

私は拓海に唇を塞がれた……。

始めは優しく触れるだけのキスが、すぐに押し付けるようなキスになった。拓海の息があがり、何度も何度も私の唇を啄む。

頭が真っ白になって、何がどうなっているのかも分からなかった……。

あまりの出来事に目を開けたまま、目の前にいる拓海の綺麗なまつ毛を見ていた。


……どうなってるの……




……んっ……!





急に拓海の舌が私の口の中に入ってきた!

はじめてのことであまりにも驚き反射的に私は水の入ったペットボトルで、拓海を叩いていた……。

「痛ってー!」

「拓海、何してるんだー!やめて!」

私は我に返り今あった出来事に心臓がドキドキしてきた。
きっと、顔も真っ赤になっているだろう……。


……恥ずかしいっ!!


どうしていいか分からず、とにかくどうにかいつもの様に平静を装うのに精一杯だった……。

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