保健室の先生と私。




「もしかして。妬いてる?」

「や、妬いてません!」


「先生は妬いてくれた方が嬉しいぞー?」

「そうですかー。」


「なんだよー!棒読みかよっ」



でも先生が言ってる通り私。


妬いてたのかな……?


山田先生って不思議な先生。


今まで、こんなに話したことないもん。


まさか私──恋してるんじゃないよね…?


落ち着け、梨々華。


まず先生と生徒の恋は禁じられてる。


それに先生だって私のこと、ただの生徒だと思ってるだろうし。



< 39 / 629 >

この作品をシェア

pagetop