保健室の先生と私。
「もしかして。妬いてる?」
「や、妬いてません!」
「先生は妬いてくれた方が嬉しいぞー?」
「そうですかー。」
「なんだよー!棒読みかよっ」
でも先生が言ってる通り私。
妬いてたのかな……?
山田先生って不思議な先生。
今まで、こんなに話したことないもん。
まさか私──恋してるんじゃないよね…?
落ち着け、梨々華。
まず先生と生徒の恋は禁じられてる。
それに先生だって私のこと、ただの生徒だと思ってるだろうし。