ビター・アンド・スイート
暗い中で、リョウは
「先に言っておく。ハヅキと俺は婚約してる。
もう、籍も入れる予定だ。」と機嫌の悪い声を出す。
「まだ、夫婦じゃないんだ。今なら、セーフだろ。」とくすんと笑う。
「アウトだ。さっさと話せ。」とリョウが低い声を出す。
「さやか(ナオトの再婚相手だ。)が
俺以外にも付き合ってたオトコがいたってわかったのは子どもが生まれてからだ。
俺の親が調べたんだよ。俺の親はさやかがあんまり好きじゃなくてさ、
ハヅキみたいに家に中ちゃんとできねーし、気が利かないって思われててさ、
3年もハヅキとは子どもが出来なかったから、つい、孫に目が眩んだけど、
嫁としてはハヅキが完璧だったってそう言ってさ、
本当に俺の子供なのかって言われてさ、
さやかには言えねーし、
先ずはハヅキと子どもが出来なかった原因って
俺にも問題があるんじゃないかってそう思って検査したら、
俺の精子って元気がないって言われてさあ、…」と口ごもる。
「あなたは何を言ってるんですか?!
なんで、奥さんになった人を信じられないんですか?
家の事だって、きちんとできないのは子どもがいれば当然です。
手伝えばいいじゃないですか。
酔っていても、言っていい事と、悪い事があります。
昼間から飲んでいたんですか?
家には連絡してるんですか?」と私の声がだんだん大きくなる。
「怖っ。」とナオトが私の顔を見る。
リョウがぷっと吹き出す。
「笑い事じゃありません!」と私が言うと、
「だからさあ、酔っ払って、
あの頃は良かったなって思ったら、
ハヅキとやり直したいって思っちゃったんだよなあ。」
とポツリとナオトが言った。
「先に言っておく。ハヅキと俺は婚約してる。
もう、籍も入れる予定だ。」と機嫌の悪い声を出す。
「まだ、夫婦じゃないんだ。今なら、セーフだろ。」とくすんと笑う。
「アウトだ。さっさと話せ。」とリョウが低い声を出す。
「さやか(ナオトの再婚相手だ。)が
俺以外にも付き合ってたオトコがいたってわかったのは子どもが生まれてからだ。
俺の親が調べたんだよ。俺の親はさやかがあんまり好きじゃなくてさ、
ハヅキみたいに家に中ちゃんとできねーし、気が利かないって思われててさ、
3年もハヅキとは子どもが出来なかったから、つい、孫に目が眩んだけど、
嫁としてはハヅキが完璧だったってそう言ってさ、
本当に俺の子供なのかって言われてさ、
さやかには言えねーし、
先ずはハヅキと子どもが出来なかった原因って
俺にも問題があるんじゃないかってそう思って検査したら、
俺の精子って元気がないって言われてさあ、…」と口ごもる。
「あなたは何を言ってるんですか?!
なんで、奥さんになった人を信じられないんですか?
家の事だって、きちんとできないのは子どもがいれば当然です。
手伝えばいいじゃないですか。
酔っていても、言っていい事と、悪い事があります。
昼間から飲んでいたんですか?
家には連絡してるんですか?」と私の声がだんだん大きくなる。
「怖っ。」とナオトが私の顔を見る。
リョウがぷっと吹き出す。
「笑い事じゃありません!」と私が言うと、
「だからさあ、酔っ払って、
あの頃は良かったなって思ったら、
ハヅキとやり直したいって思っちゃったんだよなあ。」
とポツリとナオトが言った。