彼女が○○であるために必要な自称
ゲームセンターで、時間を潰している内に時間は、11時半になっていた。

そろそろ行かないと、フィギアの販売時間に、間に合わないので、走ってゲームセンターを出ることにした。

その時、ゲームセンターに入って来る女性に、ぶつかってしまった。

僕は、めんどくさいなと思いながら、「大丈夫ですか?」と言った。

その女性は、僕より、身長が高く170センチは、優に越えてると思い恐縮した。

その女性は、「大丈夫、そんなことより、君の方こそ大丈夫?凄い勢いで走ってきたけど」と言った。


よく視ると、女性は、美人だった。



「大丈夫です。急いでいたんで、つい、走ってしまって、ご免なさい」


ちょっと緊張した。


「ほんとだよ。ゲームセンターの中で走っていけないって、習わなかった?次から走らないようにね」


女性は、笑顔でそう言った。

緊張していたので、太陽が余計に暑く感じた。


「分かりました。有り難うございます」


それから、女性と別れ、腕に付けていた、時計を見る。

時間は、11時35分だった。


「ヤバい」


ここから走ったら、ギリギリセーフで着くと思う。

でも、歩いたら絶対に間に合わない。

さっき言った女性の事もあり、走るか、走らないかで、自分の中で小さな葛藤があったが、直ぐに「走る」という方に気持ちが定まった。

着いたのは、12時26分だ。

走ってきたので、息切れをしている。

太陽が、真上に在るので、さっきより更に暑く感じる。

周りには、自分と同じ目的で、並んでいる人でいっぱいだった。
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