空の下で
「柚姫!翔さん来てくれるから、ちょっと我慢してね……」


「いい……大丈夫……」


「だめ……私ちょっと着替えてくる」


そう言って、離れていった。


痛みがだんだんおさまって、吐き気がした……


ヤバイっ吐くっ……


そのまま洗面台に戻してしまった。


「柚姫!?」


後ろからゆすってくれた。


「もうすぐ翔さんつくからね……もう少しの辛抱……」


てかなんで場所知ってるの!?翔先生……


「あ、ちょっと待ってて」


そう言って、玄関に向かっていった。


すると、翔先生の声が……


「柚姫!?大丈夫か!?」


「翔先生……ごめんなさい……」


「俺のことは気にしなくていいから」


「すみませんっ……」


するとお姫様抱っこされた……


目の前に翔先生の顔……


「病院運ぶから、ちょっとごめんな……」


「ごめんないっ……」


そして……突如眠気が襲ってきて、


そのまま意識が途絶えた……
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