空の下で
掃除の道具入れる所にこそっと入れて、


部屋戻った。


「調子はどう?」


「大丈夫です……心配かけて申し訳「敬語やめない?」


「え……?」


「一応は部長だけど、敬語とか使うの堅苦しいじゃん?」


「……なら、お言葉に甘えて……」


「体調はどう?」


「平気……心配かけて……ごめんね……?」


なんかすごい緊張……


こっちに向けてくれる視線が眩しい……


「よかった……」


「あ、お茶入れるね?」


立ち上がろうとすると、やっぱり立てない…


「柚姫?無理してない?」


「ううん……ただの立ちくらみ……」


「それならいいけど……」


よし回避!!


頑張って立ち上がって、冷蔵庫から出したお茶をコップに注ぐ。


「俺が持ってくから座っときな」


そういって、お盆を持ってくれた。
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