空の下で
ふと気づくと、見慣れない部屋にいた。


凄いふわふわして心地いい布団がしたに敷いてある。


「あ、起きた?」


「……かける?」


ここもしかして……


「今日から柚姫と俺の家だよ」


!?


なに唐突に……//


「柚姫はゆっくりしてていいからね。買い物するなら俺と行くこと!でも、俺が当直の時は辛くなければいいよ。その代わり、何かあればすぐに電話ね?」


「はぁーい」


安心できるけど……恥ずかしい…この感じも、いつか消えてくれるかなぁ。


「今日はもう寝たら?あんまり調子よくなさげだからさ。」


「うん……そうしようかなぁ……」


「あ、そうだ、緊急の時とかは、使わなくなった点滴台とかモニターとかいろいろあるから、心配しなくていいからね」


すごい……スゴすぎる……


「ありがとう……おやすみなさい」


「おやすみ」


翔は仕事なのか、隣の部屋に入っていった。


すーっと、自分は睡魔に飲まれていった。
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