ハピネスダイエット!~ダイエットしてあなたを振り向かせる!~
 荷物を持って、私は彼らの言葉に背を向けて教室を後にする。校門を出て、スマホを確認するとお母さんからメッセージが入っていた。


『今夜はカレーにするから具材買ってきて。ルーとじゃがいもと人参よろしく』


 最後にお母さんのにっこりマークがついており、私はそれに『了解』と返事する。学校帰りに、地元のスーパーの前を通るのでよくお使いを頼まれる。

 その後に私はお兄さんにメッセージを送る。


『スーパーに寄ってから家に帰ります』


 しばらくして、電車に乗った頃にお兄さんから返事が来る。


『何時頃駅に着くの?』


 私はそれに返答を返すと、


『わかった。僕もその頃駅に着くから一緒に買い物して、それから一緒に家に行こうか』


 と返事がきたもので、思わずにやけてしまった。こういうことも度々あるので決して珍しいわけではないが、私にとっては一時のデートのように感じてしまい、嬉しくなる。


 いけない、いけない。緩んだ頬を元に戻そうとする。唇を噛んで、目を瞑って静かに深呼吸をする。それから私は目を開けた。

 が、ここで私は不愉快な物を見てしまう。
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