ハピネスダイエット!~ダイエットしてあなたを振り向かせる!~
――その日の夜。


 私はベッドに潜り込んで泣いた。

 お兄さんが遠くへ行ってしまう事実がこんなにも辛いことだとは思わなかった。

 お兄さんに彼女ができても、一番近くにいるのは私なのだと、どこかで錯覚していたのかもしれない。

 大好きで、憧れで、優しいお兄さんが、いなくなってしまう。

 一通り泣き通した。何時間泣いたのだろうか。腫れた目で時計を見る。午前二時だった。

 天井を見上げながら、私はある決意をした。
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