夢を忘れた眠り姫
といってももちろん、貴志さんと仲良く肩寄せあって過ごすつもりはないけど。
彼が先に陣取っていたらそこに相席するのは遠慮するだろうし、私達はあくまでもただの職場の同僚なのだから、やはりある程度きちんと距離は置いて付き合って行きたい。
……貴志さんが隣にいる時に、こんな風に『彼』への報告メールを打つのは、すこぶる落ち着かないもんね。
そんな事を考えつつ作成した文面を相手に送信したあと、今度はネット上の例のサイトにアクセスした。
コーヒーを啜り、チョコやクッキーをつまみつつ、せっせと編集作業を進め、自分の中で決めていたノルマに達成した所でページを閉じる。
「ふ~」
思わずため息を吐きつつ、ふと、ケータイ画面上の時刻を確認すると、18時30分だった。
この作業に没頭していると1、2時間など瞬く間に過ぎ去ってしまう。
「もう夕飯にしちゃおうかな…」
お昼からあまり時間は経っていないけど、今日は何だかんだで私も疲れたし、早く床に就こうと考えていたのだ。
就寝時間から逆算すれば、このタイミングで食事を摂ってしまった方が都合が良いだろう。
そうと決めたら善は急げと、私はマグカップやお菓子の包み紙をトレイに乗せながら勢いよく立ち上がり、キッチンのカウンター内へと向かった。
電気ケトルの湯沸かしスイッチを押し、お椀に即席味噌汁の元、ざっと水洗いしたマグカップに緑茶の粉を投入しておく。
彼が先に陣取っていたらそこに相席するのは遠慮するだろうし、私達はあくまでもただの職場の同僚なのだから、やはりある程度きちんと距離は置いて付き合って行きたい。
……貴志さんが隣にいる時に、こんな風に『彼』への報告メールを打つのは、すこぶる落ち着かないもんね。
そんな事を考えつつ作成した文面を相手に送信したあと、今度はネット上の例のサイトにアクセスした。
コーヒーを啜り、チョコやクッキーをつまみつつ、せっせと編集作業を進め、自分の中で決めていたノルマに達成した所でページを閉じる。
「ふ~」
思わずため息を吐きつつ、ふと、ケータイ画面上の時刻を確認すると、18時30分だった。
この作業に没頭していると1、2時間など瞬く間に過ぎ去ってしまう。
「もう夕飯にしちゃおうかな…」
お昼からあまり時間は経っていないけど、今日は何だかんだで私も疲れたし、早く床に就こうと考えていたのだ。
就寝時間から逆算すれば、このタイミングで食事を摂ってしまった方が都合が良いだろう。
そうと決めたら善は急げと、私はマグカップやお菓子の包み紙をトレイに乗せながら勢いよく立ち上がり、キッチンのカウンター内へと向かった。
電気ケトルの湯沸かしスイッチを押し、お椀に即席味噌汁の元、ざっと水洗いしたマグカップに緑茶の粉を投入しておく。