夢を忘れた眠り姫
とにかく今はさっさと次のアパートを契約して、せめてそっちの精神的負担だけでも取り除いておかないと。
明日からの二連休を利用して、不動産屋さんに連絡を取り、可能な限り内見を済ませるつもりだった。
そんな事を考えている間に庶務課にたどり着き、私は自分のデスクまで歩を進め、そっと席に腰かけた。
まだ午後の勤務開始まで10分以上あるので、手作り、もしくは外のお店で購入したお弁当を持参した人や、電話当番以外は皆出払っている。
ちなみにその当番というのは字のごとく、お昼休みにかかって来た電話を取る為の人員で、交替で毎日1名、その任務に着く。
他の者が昼食を摂っている間も引き続き業務をこなしつつ、室内で待機するのだ。
つまり1時間昼休みが後ろにずれ込む訳で、最初はお腹がすいて大変じゃなかろうかと思ったのだけれど、いざやってみたらさほど苦痛ではなかった。
世の中のたいていの会社はやはりその時間が昼休みに当たる訳で、『きちんと休憩したい』もしくは『相手の食事の邪魔をしては申し訳ない』と思うのか、とにかく12時から13時の間に電話が鳴る事はめったにない。
あくまでも「もしもの場合」に備えての措置なのだ。
黙々と、自分のペースで動けるので、むしろ通常の就業時間よりも作業に没頭でき、空腹を感じる間もなく1時間などあっという間に過ぎ去ってしまう。
明日からの二連休を利用して、不動産屋さんに連絡を取り、可能な限り内見を済ませるつもりだった。
そんな事を考えている間に庶務課にたどり着き、私は自分のデスクまで歩を進め、そっと席に腰かけた。
まだ午後の勤務開始まで10分以上あるので、手作り、もしくは外のお店で購入したお弁当を持参した人や、電話当番以外は皆出払っている。
ちなみにその当番というのは字のごとく、お昼休みにかかって来た電話を取る為の人員で、交替で毎日1名、その任務に着く。
他の者が昼食を摂っている間も引き続き業務をこなしつつ、室内で待機するのだ。
つまり1時間昼休みが後ろにずれ込む訳で、最初はお腹がすいて大変じゃなかろうかと思ったのだけれど、いざやってみたらさほど苦痛ではなかった。
世の中のたいていの会社はやはりその時間が昼休みに当たる訳で、『きちんと休憩したい』もしくは『相手の食事の邪魔をしては申し訳ない』と思うのか、とにかく12時から13時の間に電話が鳴る事はめったにない。
あくまでも「もしもの場合」に備えての措置なのだ。
黙々と、自分のペースで動けるので、むしろ通常の就業時間よりも作業に没頭でき、空腹を感じる間もなく1時間などあっという間に過ぎ去ってしまう。