プリンセス騎士 ※更新中※






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昼休みも間もなく終わる頃、

5時間目の授業に必要なノートを教室に忘れた未戸香は物凄い勢いで廊下を走り抜けていた。





「なんで直前になってから気づくかなぁぁーー!!」





3年生の教室がある2階に上がって来た時、「未戸香ちゃん」と声をかけられた。




こんな忙しい時に誰!?





「あ、梓先輩!」





ニコッと笑って駆け寄ってくる先輩。

その後を数人の女子が追いかけてくる。





「梓〜この子誰なのぉ??」

「姫ちゃんじゃん?」

「あー1年の子だ!」

「可愛いぃー!!」





取り囲むように挟まれる未戸香。



ど、どうしよ…

3年生って怖いイメージが強すぎて…

何か言わなきゃ明日には絶対人前に出られないようにされちゃうかも…





「こ、こんにちは…」

「声まで可愛いー!」

「こんなに可愛い後輩がいたなんて梓くん教えてくれればいいのにー!」

「もー!独り占めしてたの??」






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