プリンセス騎士 ※更新中※








式が終わり、入場と同様に担任の先生が先頭になりクラス順に退場していく。


帰り際、麗華さんがいた席を見るともうそこには麗華さんの姿はなかった。

まるで最初からいなかったみたいに。

何の為に来ていたのか。


そんな疑問も教室に戻ったらすぐに忘れてしまった。




席につこうとした時、思いきりぎゅっと抱き締められた。





「ちょっ!トモ!?どうしたの??」





顔を上げたトモの顔にはいくつもの涙が流れていた。

それを見た瞬間、あたしの中で塞き止めていた何かが一気に溢れ出した。





「うわ"ぁ〜〜ん!と"も"〜〜!!」

「乃戸香〜!!」





背中に小さな手が回り、体がトモと密着する。







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