プリンセス騎士 ※更新中※
3年間共にした校舎を見上げると、至る所に傷が見えた。
もうこの学校ともお別れか。
さよなら、学校。
今まで見向きもしなかった校舎は、どうしてか今までで1番大きく見えた。
前々から仲の良いメンバーで計画していた“卒業パーティー”の会場である喫茶店に向かうため、あたしは一旦自宅へと戻った。
「行ってきます!」
私服に着替えたあたしは、会場がある道を歩く。
この先には幼稚園、小学校、中学校がある。
12年間使ったこの道も、桜ノ宮高に合格が決まれば使わなくなる。
嬉しいような、悲しいような。
複雑な気持ちになる。