あなたの「おやすみ」で眠りにつきたい。
井上主任の宣言通り、主任の補佐になってからは、目が回るほどの忙しさだった。
家に帰れるのは、シャワーと着替えくらい。
毎日のようにある会議を梯子して、空いた時間で、資料を作成して。
削れる時間は睡眠時間と食事時間。
さすがに一週間も経てば、疲れは溜まってきたが、その疲れは確かな満足感になった。
頑張れてる、私。
もっともっと頑張らないと。
そう心の中で呟いては、自分を奮い立たせて、がむしゃらに仕事に取り組んだ。