妖怪なんて見たくない!



頭の体の比率2対1のおっさん。

『私の大切な傘が折れてしまって。
私が150年以上使っているものなのです』

「はいはい、わかりました!」

折れた傘を繋げて元に戻す。



体長5mくらいの、狐。

『わいの尻尾が引っこ抜かれてもうて』

痛い!見るだけで痛々しい!

「わかった!お願いだからあんま見せないで!」

何とか尻尾をくっつけた。


美少年なのに足一本、ベロが30cmの子供。

『遊び相手がいないの……』

「遊びたい日は呼んでくれれば夕方に
遊んであげるよ!」

解決。


目が一つの男の子。

『僕、山の妖怪たちにいじめられてまして』

「今度そこに連れてって!
そいつら説教してあげるから」



二足歩行の着物を着たイノシシ。

『体が大きいし重いし、人の家の畑を歩いただけで踏み荒らしたようになってしまうのです』


「……一緒にダイエットしようか」

『ダイエット?とは?』

「毎朝この時間にここに来てね。
一緒に歩きましょうか」

はい、解決。


だったけど、この発言はまずかったなぁ。


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