妖怪なんて見たくない!
『許さない………』
「あ……!」
はっきりと声が聞こえ、その方を見ると。
立っていたのは青い甚平を着た、中学生くらいの背格好で薄茶色の短髪の男の子。
目が合った、と思った瞬間。
『人間……………!!』
「わあっ………!」
雪が氷に変わってぶつかってきた。
とっさに、力を使ってそれを防ぐ。
「ちょっと!燈桜ー!」
『予想外に、強力な妖怪だったわね。
ま、私と同じくらいと言ったところかしら』
「冷静に観察してるなー!」