ながれぼしのカラクリ
プロローグ
私の家には望遠鏡がある。

だけどホコリをかぶった望遠鏡をのぞき込むことはもはや家の中の誰もしない。

そこにあることすらも忘れ去られた望遠鏡。

ーーーあの日、私は疲れていた。
現実逃避だったのか、気分転換だったのか、望遠鏡をのぞき込んだ。ーーそして、まさか、あんなことになるなんてー。。
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