初恋だった王子様と政略結婚


繭さんを自宅まで送り

お祖父様に挨拶するために
雅臣さんと玄関に入った


「あ~ら、雅臣さんごきげんよう、私の為に入らしてくださったの?さぁどうぞ、繭気が利かないわね、退きなさいよ」と突き飛ばした


「なにするんだ、私の婚約者にいくら姉でも許さないからな、覚えておけよ」


雅臣・・・さん、嬉しいです

「繭さん、行こう」

「はい」

怪我はしてないかい?
と優しく払ってくれた


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