君のことが大好きです。

°✳︎.大好きだった.✳︎°





これは私が中学2年生だった頃の話。



「みーらーいー!」



後ろを振り向けば大好きな彼、想がいた。



「想っ!どうしたの?」



「…どうしたのって何も用はないけど。美来と喋りたいってだけで呼んじゃだめだった?」



そんなことをど直球に伝えてくれる想。



「ううん、そんなことないよ!じゃあ今日、一緒に帰ろ?」



「ああ。じゃあ放課後、そっちのクラスに迎えに行くな!」




クラスが離れて半年が経っても、想がこんな風に話しかけてくれるからいつも幸せだった。



私の中学校生活は充実してたんだ。




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