おにいちゃんの友達
「ちっ、無視してやんの。」
マサキは小さく舌打ちしていた。
小学生の頃のまんま。
あの時みたいに、人に悪態ついて泣き出したら急に心配そうな顔であめ玉差し出してくる。
マサキはあの当時のまんまだ。
兄に言われて、気にしてないようで実は気にしてる。
根っこが優しい人だから。
「じゃ、言わなきゃいいじゃん?」て。いつだってそう思う。
きっとマサキも同じことを思ってるのかもしれない。
だけど、そんなマサキの優しさは、別に私に好意があっての優しさじゃないってこともわかってた。
町の雰囲気にはあってないけど、店構えの雰囲気に合ったパスタが運ばれてきた。
味もなかなかいける。
いけてるって他と比較できるほど、これまでいいもの食べてきた訳じゃないけど。
ファミレスで食べるそれとは断然違っておいしいって思った。
「おいしいよね!」
マドカがクリームパスタを口に頬ばって嬉しそうに笑った。
「まじでおいしい。」
私はトマトクリームパスタをフォークに巻き付けながら頷いた。
「だろ?」
マサキは得意げに鼻を膨らませてがっついてる。
「どうせ、誰かさんに教えてもらったんだろ。」
兄が、得意げなマサキの鼻をすぐにへし折った。
「違うって、俺が色々探しまくって見つけたお店なんだって。」
「ふぅん。探しまくるってどうして探しまくる必要があったんだろうねぇ。自分のためとは思えないけど。」
兄はまた口元をにやつかせてパスタにかぶりついた。
あー、またこの話題だ。
私は聞いてないふりをして、夢中になってパスタをフォークに巻き付けた。
マサキは小さく舌打ちしていた。
小学生の頃のまんま。
あの時みたいに、人に悪態ついて泣き出したら急に心配そうな顔であめ玉差し出してくる。
マサキはあの当時のまんまだ。
兄に言われて、気にしてないようで実は気にしてる。
根っこが優しい人だから。
「じゃ、言わなきゃいいじゃん?」て。いつだってそう思う。
きっとマサキも同じことを思ってるのかもしれない。
だけど、そんなマサキの優しさは、別に私に好意があっての優しさじゃないってこともわかってた。
町の雰囲気にはあってないけど、店構えの雰囲気に合ったパスタが運ばれてきた。
味もなかなかいける。
いけてるって他と比較できるほど、これまでいいもの食べてきた訳じゃないけど。
ファミレスで食べるそれとは断然違っておいしいって思った。
「おいしいよね!」
マドカがクリームパスタを口に頬ばって嬉しそうに笑った。
「まじでおいしい。」
私はトマトクリームパスタをフォークに巻き付けながら頷いた。
「だろ?」
マサキは得意げに鼻を膨らませてがっついてる。
「どうせ、誰かさんに教えてもらったんだろ。」
兄が、得意げなマサキの鼻をすぐにへし折った。
「違うって、俺が色々探しまくって見つけたお店なんだって。」
「ふぅん。探しまくるってどうして探しまくる必要があったんだろうねぇ。自分のためとは思えないけど。」
兄はまた口元をにやつかせてパスタにかぶりついた。
あー、またこの話題だ。
私は聞いてないふりをして、夢中になってパスタをフォークに巻き付けた。