特別なのは私だけ
家に帰ったら急に力が抜けた。

「シンくん楽しそうだったなぁ…そっか。そうだよね。私ふられてるんだった。あー今頃ふられたこと実感するなんて…私本当バカ。」
そんなことを考えると涙がとまらなくなった。
マミちゃんからの連絡も返さずにずっと泣いていた。
気づいたら朝になってて、マミちゃんにすぐ寝ちゃってた。と返事だけした。

「あれが夢ならいいのに…」
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