涙色♡遠恋
『……でも……
何処で俺なんかの情報を?……
東京から来たんですよね?』
『……ああ……うちの編集長が、
部類のイケメン好きで、
情報現が半端ないんですよ!
イケメンとあれば全国何処にでも!』
『……へえ……
光栄だな♪
編集長さんに後でお礼言っておいてよ♪』
『……ハハ……
じゃあ早速すみません!
インタビュー始めていいですか?』
『……ああ……
いいですよ♪
どの位あるの…?』
『……え、と……
50問程……』
『……えっ!!……結構あるね~』
『すみません……』
『……いや……
いいよ♪』
『……じゃあ……
これに録音するので私の質問に
答えて行って下さい。』
『解りました♪
筆記じゃ無くて良かった~』
『……ですね……
じゃあ始めます。』
『……はい♪……』
『……では……
深海さん。よろしくお願いします。』
『こちらこそ。
よろしくお願いします。』
こうして彼へのインタビューが、
始まった。
……私は……
バックからノートを取り出し、
チーフと私でそれぞれ考えた、
彼への質問を読み出した。
Q『初恋は何歳?』
A『幼稚園♪』
Q『好きな食べ物は?』
A『焼き肉、寿司、パスタ♪』
……次の瞬間……私の言葉が止まった。
……ちょっ!……
チーフったらこれ聞くの!~
私が質問しないで居ると彼が、
『……ん?……どうかした?……』
と、問いかけて来た。