イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
そしてその、花嫁修行の甲斐もあって、同期は晴れて結婚した。
「この部屋に住んでた同期ですけど、職場結婚だったんです。今、旦那さんは製造部の主任をしてるとか」
「へえ、ブラウニー切りますか?」
「あ、お願いします。鈴木さん、こんな噂知ってますか?結婚こそ昇進の近道だ、って」
「…それ、噂じゃなくて都市伝説じゃない?」
果物ナイフで正方形のブラウニーに切れ目をいれた鈴木さんは、大きめの方をお皿に乗せて私にくれた。
「あ、ありがとうございます」
「僕もよく知りませんが。昔はそれこそ金融関係の会社なんかじゃ信用性の観点から、そう言われてたんじゃないかな」
「なるほど」
鈴木さんはフォークを使わず、手で持ったブラウニーに噛みついた。「独身でも責任感が強い人もいれば、既婚者なのに信用ならない奴もいますがネ。」
とても素人が作ったとは思えない、買ったら数百円じゃ済まされなそうな美味しさのブラウニーを味わいながら、私は頷いた。
「そうですよね。あ、これ余ったんなら飲んでいいですか?」
「いや中毒あんまりでしょいう、それ。」
鍋を両手で持ち上げようとした私に、呆れ声で鈴木さんが言った。
「この部屋に住んでた同期ですけど、職場結婚だったんです。今、旦那さんは製造部の主任をしてるとか」
「へえ、ブラウニー切りますか?」
「あ、お願いします。鈴木さん、こんな噂知ってますか?結婚こそ昇進の近道だ、って」
「…それ、噂じゃなくて都市伝説じゃない?」
果物ナイフで正方形のブラウニーに切れ目をいれた鈴木さんは、大きめの方をお皿に乗せて私にくれた。
「あ、ありがとうございます」
「僕もよく知りませんが。昔はそれこそ金融関係の会社なんかじゃ信用性の観点から、そう言われてたんじゃないかな」
「なるほど」
鈴木さんはフォークを使わず、手で持ったブラウニーに噛みついた。「独身でも責任感が強い人もいれば、既婚者なのに信用ならない奴もいますがネ。」
とても素人が作ったとは思えない、買ったら数百円じゃ済まされなそうな美味しさのブラウニーを味わいながら、私は頷いた。
「そうですよね。あ、これ余ったんなら飲んでいいですか?」
「いや中毒あんまりでしょいう、それ。」
鍋を両手で持ち上げようとした私に、呆れ声で鈴木さんが言った。