イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
◇ ◇ ◇
灼熱の太陽が、肌を突き刺す暑い夏の日。
緑に囲まれた牧場で行われたバーベキュー大会は、大盛況だった。
幹事の私はパプリカやとうもろこしを切ったり、海老やイカの下処理をしたりで忙しかったけど、作業台の隅っこにこっそり缶ビールを置いて、ちびちび飲んでいた。
私と同じくらい汗をかいた缶ビールはもう大分温い。
群青色の丈夫なテントでさえ、太陽の熱で溶けるんじゃないかと思うくらい、暑い日だった。
切った食材をお皿に盛り付けていると、陽炎の中、こちらに駆け寄って来る真下さんの姿が揺らめいて見える。
「真下さん、追加食材の準備ができましたよ」
「ありがと~、辰巳さん!ビールってまだ残ってるよね?」
「はい、そこのクーラーボックスにまだまだあります」
屈んでクーラーボックスの蓋を開けた真下さんは、缶を手に取り、物色している。「ノンアルコールは…、ええと、これか」エプロンで数本、包むように抱えた真下さんは、戻ろうとした足を止めて、明るく笑った。「辰巳さんも早くおいでよ。お肉なくなっちゃうよ!」
私も笑顔で頷き、真下さんが去っていく方向を目で追った。
「暑いなあ…」
首に掛けていたタオルで、額の汗を拭う。
炭火の香ばしい匂いがする方では、社員たちが焼きたてのお肉を頬張っている。その中に、日浦と角倉さんの姿もあった。
灼熱の太陽が、肌を突き刺す暑い夏の日。
緑に囲まれた牧場で行われたバーベキュー大会は、大盛況だった。
幹事の私はパプリカやとうもろこしを切ったり、海老やイカの下処理をしたりで忙しかったけど、作業台の隅っこにこっそり缶ビールを置いて、ちびちび飲んでいた。
私と同じくらい汗をかいた缶ビールはもう大分温い。
群青色の丈夫なテントでさえ、太陽の熱で溶けるんじゃないかと思うくらい、暑い日だった。
切った食材をお皿に盛り付けていると、陽炎の中、こちらに駆け寄って来る真下さんの姿が揺らめいて見える。
「真下さん、追加食材の準備ができましたよ」
「ありがと~、辰巳さん!ビールってまだ残ってるよね?」
「はい、そこのクーラーボックスにまだまだあります」
屈んでクーラーボックスの蓋を開けた真下さんは、缶を手に取り、物色している。「ノンアルコールは…、ええと、これか」エプロンで数本、包むように抱えた真下さんは、戻ろうとした足を止めて、明るく笑った。「辰巳さんも早くおいでよ。お肉なくなっちゃうよ!」
私も笑顔で頷き、真下さんが去っていく方向を目で追った。
「暑いなあ…」
首に掛けていたタオルで、額の汗を拭う。
炭火の香ばしい匂いがする方では、社員たちが焼きたてのお肉を頬張っている。その中に、日浦と角倉さんの姿もあった。