イケメン上司と とろ甘おこもり同居!?
ぽとり、と熊のマスコットを床に落下させた鈴木さんは、俊敏に顔を背けた。
「も~、なにやってるんですか。大事に扱ってくださいね、鈴木さんの分身だと思って」拾った私は、鈴木さんの顔を窺う。が、「……」反応がない。「あの?」不思議に思って、顔を覗き込もうとしたら。
「…参った。」
「へ?」
「今のは、まともに食らったらヤバい奴だった。」
不貞腐れた言い方をして、手のひらで口を覆いながら私を上目遣いに見る。
「?まともに食らったらって…なんの話ですか?」
「奏。ここで、一緒に暮らさない?」
首を傾げた私に向き合った鈴木さんは、意図的に眉を、ぴくりと動かした。
「君の不味い手料理、完食出来るの僕くらいだと思うし。」
見開いた目には、意地悪そうに口端を釣り上げた、愛しい愛しい、チョコレートみたいに甘い、大好きな人。
「ひっ、ひどいです……!」
「だって本当のことでしょう。料理は僕がやるから」
「っいいえ!今夜は腕によりをかけて、ナポリタンを作」
「遠慮しとく。」
威勢よく喋ってた私の言葉を遮った鈴木さんは、「ナポリタンより、こっちの方がいいな」と言って、人さし指で私の顎を持ち上げ、そっと優しくキスをした。
終
「も~、なにやってるんですか。大事に扱ってくださいね、鈴木さんの分身だと思って」拾った私は、鈴木さんの顔を窺う。が、「……」反応がない。「あの?」不思議に思って、顔を覗き込もうとしたら。
「…参った。」
「へ?」
「今のは、まともに食らったらヤバい奴だった。」
不貞腐れた言い方をして、手のひらで口を覆いながら私を上目遣いに見る。
「?まともに食らったらって…なんの話ですか?」
「奏。ここで、一緒に暮らさない?」
首を傾げた私に向き合った鈴木さんは、意図的に眉を、ぴくりと動かした。
「君の不味い手料理、完食出来るの僕くらいだと思うし。」
見開いた目には、意地悪そうに口端を釣り上げた、愛しい愛しい、チョコレートみたいに甘い、大好きな人。
「ひっ、ひどいです……!」
「だって本当のことでしょう。料理は僕がやるから」
「っいいえ!今夜は腕によりをかけて、ナポリタンを作」
「遠慮しとく。」
威勢よく喋ってた私の言葉を遮った鈴木さんは、「ナポリタンより、こっちの方がいいな」と言って、人さし指で私の顎を持ち上げ、そっと優しくキスをした。
終


