うっかり姫の恋 〜部屋の鍵、返してくださいっ!〜
朝日の小学校の同級生で、同窓会で落としたものを彼に拾ってもらったので来たのだと告げると、
「あら、そうなの。
でも、それもなにかの縁じゃない?
うちの先生と付き合ってみない?」
と熱心に勧めてくる。
「いいと思うわよ。
仕事熱心だし。
顔はアイドルばりだし」
いや、だったら、引く手数多だから、別に私がお相手しなくていいんじゃないですかね、と思ったのだが、
「でもちょっと……」
と案の定、渡瀬は言ってきた。
「女の子には手厳しいところがあるから、みんな逃げちゃうんだけど」
……い、いやです、そんな人。
「患者さんに接するときみたいにしてたら、いっぱい女の子寄ってくると思うんだけどね」
と小首を傾げている。
「おばあちゃんたちには、ファンが多いんだけどねー。
若い娘さんは逃げ出しちゃうのよね」
「なに勝手な話してるの、渡瀬さん」
見ると、ドアが開いて、おばあちゃんと、白衣を着た佐藤朝日が立っていた。
「あら、そうなの。
でも、それもなにかの縁じゃない?
うちの先生と付き合ってみない?」
と熱心に勧めてくる。
「いいと思うわよ。
仕事熱心だし。
顔はアイドルばりだし」
いや、だったら、引く手数多だから、別に私がお相手しなくていいんじゃないですかね、と思ったのだが、
「でもちょっと……」
と案の定、渡瀬は言ってきた。
「女の子には手厳しいところがあるから、みんな逃げちゃうんだけど」
……い、いやです、そんな人。
「患者さんに接するときみたいにしてたら、いっぱい女の子寄ってくると思うんだけどね」
と小首を傾げている。
「おばあちゃんたちには、ファンが多いんだけどねー。
若い娘さんは逃げ出しちゃうのよね」
「なに勝手な話してるの、渡瀬さん」
見ると、ドアが開いて、おばあちゃんと、白衣を着た佐藤朝日が立っていた。