不明
プロローグ
「ねぇおまわりさん……私を殺して?」


唐突に声をかけられ思わず後ろを振り向く。


そこには1人の少女がいた。


「だめだなぁこの国は……平和すぎるよ」


彼女はそう言って笑った。


「俺はもうおまわりさんじゃないんだ。でも君をほうっておけない。君は誰?なぜ死にたがってる?」


俺はこの後、こう言ったことを後悔することになる。


「もうおまわりさんじゃないなら……探偵になって?」


彼女はニコリと笑った。



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