Revive
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目覚めると布団の上だった


「夢オチか……?」


起き上がってとりあえず伸びをする


その時点でもう右手首には銀の腕輪が付いていた


「あー……夢オチではないな」


とりあえずベッドから出て、机の時計を確認した


「9月…6日…」


一応テレビをつけてニュース番組を見る


「おはようございます。9月6日、朝の……」


美人のニュースキャスターがはつらつと喋っている


俺がいたのは10月の半ば


「本当に……戻ってきたんだ……過去に……」


感動と驚きと喜びが混ざってニヤニヤしてしまう


「変えれるんだ……」
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