兄妹愛‐kayane and kazune‐



キーンコーンカーンコーン

チャイムがなり、昼休みは終わりを告げた。




「やっべ!次移動だ!」




駿君がオーバーにリアクションをして、

『あ、俺もだ』

なんてお兄ちゃんは気楽に言った。




「じゃ、お兄ちゃんも駿く…先輩も、またね!」




危ない危ない…。

駿君って呼んじゃうとこだった…。


隣にいるまきえといえば、お兄ちゃんの後ろ姿を見て、目をハートにさせている。



に、しても先輩方の視線が痛い…。


早く教室に逃げよっ




「まきえ、行くよ!」




まきえの腕を掴んで無理矢理教室に向かった。


まきえは人の気も知らないで、

『まだ見てたかった〜』

とか、文句いうし!




「とにかく!行くよ!」




渋々まきえは自分の足で教室に向かった。


……やっぱり売店には行かなきゃよかったかな?

今さら後悔しても遅いけど。




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