兄妹愛‐kayane and kazune‐



あたし、この家に居ちゃいけないと思う。


頭の整理もつかない。






今日は土曜日だし、
まきえの家に泊めてもらおうかな…?




「茅音…、起きた…?」





ビクッとあたしの体が震えた。

お兄ちゃんの声を聞いただけで。



「……起きたよ。なに?」




わざと、冷たくあたってしまう。


今のあたしには
どうしようもできないよ…。




「ううん、なんでもない。」




部屋から出ていったお兄ちゃん。


あたし、お兄ちゃんの顔見れなかった。

顔、あわせられない。



まきえのところには、
お兄ちゃんも来るかもしれないし…。


どうしよう…。





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