貴方が大好き

良の気持ち

side良
そう、あの楽しかった日々が一瞬にして砕け散った。
俺、真田良は明日香を苦しめていることに最初は気づかなかった!
明日香がけがをしているのを見るまで、空に本当のことを聞かされるまで気づかなかった。
まさか明日香がこんな俺を大好きだったことを‼︎
この思いは俺の独りよがりだと本当に思っていた。
(良)おはよっ!渚っ!
(渚)明日香を私助けたいのっ!
協力してね?
(良)でも今は、明日香には近づかないほうがいい!
(渚)うん!分かってる!
(花凛)渚さま、良様、おはよーございます!
(良)あー、おはよ
(渚)良、花凛ちゃんにそんなこと言ったら、だめでしょっ?
花凛ちゃんおはよっ!
(南雲)花凛様。
(花凛)後にしなさい。良様たちの前よ?
(渚)あ、いーよ?気にしないで?
(花凛)渚様がおっしゃるなら。
で、用件は?
(南雲)(それが例の計画のことですが、準備が整いました。いかがいたしましょうか?)
(花凛)そー?
実行に移しなさい。
(南雲)かしこまりました花凛様。
(渚)花凛ちゃん?どーしたの?
(花凛)あー文化祭のことですわっ!
文化祭で告白をするコーナーが年に一度ビッグイベントであるのですよっ!
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