悲しみの果てに

••順調


次の日、産婦人科に行き
検査した結果 妊娠していた。
8周目で三ヶ月になっていた。

夜に、結さんと沙良が
来てくれたから三人で話した。

二人に、エコー写真を
みせてから、
「やはり、産みます。
結さん、急で悪いのですが
辞めさせて貰います。
沙良もごめんね、急で。
結さんの実家に行かせて貰って
産んで来るね。」
と、言うと
「辞表は、私から総師長に渡しとく。
ゆったりとした気持ちで
出産に備えるんだよ。」
「鈴菜、一人じゃないよ。
私も結さんもいるからね。」
「本当にありがとうございました。
二人がいてくれたから
二人かいてくれと良かった。」
と、話し。

明日は、このまま市役所へ行き
母子手帳を貰って
結さんの実家へ行く。

結さんの実家近くの
病院で診てもらい
「こちらで出産をしたい。」
と、話して今後の日程を
先生に訊ねた。

結さんの実家の
おじさんも、おばさんも
とても、優しいかたで
お母さんの事を
凄く、可愛がってくれたみたいで
私の事も
凄く可愛がってくれた。

そんな中で
私のお腹はすくすくと育って行った。

私は、新しい携帯を買い
結さんと沙良に知らせた。


そして‥‥‥

全てを・・・お父さんに
手紙を書いて知らせた。
 
正直に‥‥‥
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