俺様彼氏はShy Boy?
「はぁ…学校行きたくない、な」
学校へ行ったところで、海斗がいるかどうかなんてわからないけれど。
もし、海斗と美佳がいなかったとしたら。
昨日見た二人はあの後も一緒にいたことになっちゃう。
だからと言って、海斗がいたとしても、どんな顔して会ったら良いのかわからない。
「やっぱり、あたしには無理だったのかも……」
海斗と付き合うときに、何度も思った。
遊び人の海斗と付き合っていけるのかどうか。
未来にも何度も忠告されて、それでも“好きだから”そう言って海斗の隣にいることを選んだ。
好きだから。
ただそれだけで、大丈夫だと思ってた。
でも…――
海斗には、あたし以外に女がいた。
信じないように、認めないように、気付かないようにしてきたのに。
その現場を目撃しちゃったら……
グチャグチャになった気持ちを洗い流したくて。
重たい身体を引きずるように向ったバスルーム。
全裸になって頭から熱いシャワーを浴びた。
だけど、そんなに簡単にグチャグチャな気持ちは消えることなくて。
このバスルームも、海斗が使ったこととか。
あたしと同じシャンプーの香りをさせた海斗のことを思い出してしまう。